2016年7月に導入したデマンド装置について
弊社では、毎年夏の暑い時期にどうしても最大需要電力が上がってしまい200kwが切れない状態が続いておりました。
これまで工場水銀灯のLED化を始め、いろいろな省エネ活動を推進し使用電力量は下げられましたが、最大需要電力の課題は残ったままとなり2016年7月にデマンド装置を導入致しました。
デマンド装置(モニター型と時計型 ※イメージは左記写真)を事務所内に設置しリアルタイムの使用電力量の監視から始めました。
最大需要電力は、30分単位で使用された電力量で決まります。
目標に設定した値に対し、リアルタイムで計測し測定終了時に予想される値と比較し、その状況によって上記写真のように表示が変わっていきます。
このまま使用し続け目標値を超えてしまう状況になりそうな時に、左記の写真のような表示と警告音が鳴り注意を促します。
そうならない為に、ピンク表示が出始めたら2F事務所のルームエアコンや工場内大型ファン、工場屋根ルーファンなどを順に停止して管理をしてきました。
また朝の稼働開始時に機械を立ち上げる時間帯に対してもルールを決めるなど、以前よりも管理強化が進みました。
目標値も、当初の200kwから180kwに変更し活動をしました。
結果は・・・
2016年8月に178kwを達成
2016年9月〜2017年5月末時点での最大需要電力は、177kwと更に更新する事が出来ました。
また今回監視を始めて気が付いた事ですが、夏の暑い時期ばかりを気にしていましたが、冬の寒い1月2月も弊社では最大需要電力が意外に高い事が分かりました。
2011年3月11日、東日本大震災からの今夏電力不足解消
の為、当社も節電対策を実施しています。
主な実施内容
・工場外壁に遮光カーテンの設置
・蛍光灯や水銀灯の間引き
・エアコンの設定温度の見直し
・電力のピークカット
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上の写真は、壊れて使えなくなった工場ファンの傘部を再利用して製作した金魚鉢です。
従業員の憩いの場になるように、この金魚鉢の周りに廃レンガを並べてガーデンを造りました。
他にも駐車場に植樹したり、花などを植えたりして駐車場の緑化推進を行っています。
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